機内モードとマナーモードの違いや設定方法と意外な使い方について

スマホの設定にある、「機内モード」と「マナーモード」の違いについて紹介します。

よく映画館や、コンサートでマナーモードにしてくださいとアナウンスがありますが、この「マナーモード」と同じような機能の「機内モード」。どのような違いがあるのでしょうか。

 

どちらも設定をオンにすると、他の人からはスマホからは音が出なくなったという状態になります。

しかし、正しくはマナーモードについては音が出なくなりますが、機内モードは電波の送受信をオフにしただけなんです。

 

マナーモードはどこで使うのか

マナーモードと機内モードの違いはわかりましたが、一体どこで使うのでしょうか。

はじめにマナーモードの使う場所です。

 

一般的に、マナーモードにするように言われるのが、映画館や、コンサート会場、会議室などですね。

これらの場所では電話の着信や、メールやLINEの通知を受け取るためにマナーモードにすることが多いです。

 

マナーモードにしていても着信でバイブがなったり、画面が光ったりするので、小さい音や光が問題になる場所では、マナーモードでもNGとなると思います。

 

マナーモードにしたほうがいい場所

  • 映画館
  • コンサート会場
  • 会議
  • 講演会
  • 学校
  • バス、電車等の乗り物内

 

マナーモードにした時のバイブ音も問題になる場合は、電源OFF、機内モード、サイレントモードにするなどの対応が必要になってくるでしょう。

 

機内モードを使う場所

機内モードはその名称通り、航空機内で使用するために作られました。

 

航空機内では電波の発生する機器があると、飛行機の計器類に電波が影響し飛行に問題が発生します。

その計器類に悪影響を及ぼさないために機内モードを設定します。

 

最近では離着陸以外の通常飛行時には機内モードの解除が許可され、Wi-Fi等の電波を使えるようになってきています。詳しくは登場した機内の乗組員に問い合わせてみてください。

 

同じ理由で、病院内でも機内モードにする必要がある場合があります。これも病院によって対応が違うので、そこそこで問い合わせてみるといいでしょう。

 

iPhoneを機内モードに設定するには、コントロールセンターにある機内モードのボタンをオンにするか、設定アプリから機内モードをオンにするスイッチを操作することで機内モードにすることができます。

 

機内モードにしたほうがいい場所

機内モードは「モバイル通信」「Wi-Fi」「Bluetooth」を全部まとめて「オフ」にします。電波の発する機器が使用できない場所では、機内モードを使います。

  • 航空機
  • 病院
  • クラシックコンサート等(バイブ音もだめな場合)

 

iPhoneの機内モードの設定方法

◯設定アプリ

 

◯コントロールセンター

 

機内モードの意外な使い方

病院や飛行機内でしか使いみちのないと思われる「機内モード」ですが、意外な使い方があります。

 

電波の状態が悪い時

スマホの電波の状態が悪いときは、1回機内モードにしてから解除すると、通信状態が良くなることがあります。

同様にWi-Fi、やBluetoothの状態が悪いときにも使うといいかもしれません。

 

電池の消耗を抑えたい時

スマホのバッテリーが残り少なくなって、このままでは電源が切れてしまうといったときは、機内モードにすることで電池の消耗を抑えることができます。

電話やメールは受信できませんが、災害時などにバッテリーを温存したいときには役に立つと思います。

 

早く充電したい時

出かける前などに、バッテリーの残量が少ないことがわかり、少ない時間で充電したいときには、機内モードにして充電するといつもより早く充電することができます。

充電が終わったあとは機内モードの解除を忘れないようにしてください。

 

まとめ

この記事では機内モードとマナーモードの違いについて紹介しました。

どっちも同じようなものかと思いますが、どちらも便利な使い方がありますので、使い方を覚えて活用してみてください。