こんばんは、くろさるです。
Macの起動音を消したくて「MuteCon」や「Psst」のようなアプリを導入している方は多いと思いますが、この起動音を鳴らさなくするアプリは大抵Macの終了時にシステムの音量をミュートして、次回起動時に起動音がならないようにしています。
ところが、アプリで起動音をミュートしているはずなのにいつの間にか起動音がなるようになってしまった!または時々なってしまうといった現象が少なからず起こるようです。
今回、本ブログに寄せられたコメントから起動音のミュートに失敗してしまう原因の1つが判明したのでその現象の解決方法を紹介したいと思います。
起動音のミュートに失敗してしまう時に多いのが、Mac本体にヘッドフォンや音声の外部出力端子を接続している状況で起動音がなるようになってしまったというもの。
実はMacには画面ではわかりませんが、通常のスピーカーのボリュームとは別に、ヘッドフォンや外部出力のためのボリュームが音源ごとに別に用意されているようなんです。
スマホなどで、着信音量を小さく設定したのにミュージックやアプリを起動すると音量が大きくてあせってしまった!なんてこと事ありますよね。あんな感じです。
つまり、Macの起動中にヘッドフォンを接続したままシステムを終了させると「MuteCon」のようなアプリは本体スピーカーではなく、ヘッドフォンのボリュームをミュートしてしまいます。
そのため、次回起動時には本体スピーカーがミュートされていないので、起動音が盛大になってしまうようです。
これを防ぐためにはMac起動中、ヘッドフォンを接続する前に内蔵スピーカーの音量をミュートしておいてからヘッドフォンを差し込むと、次回起動時に内蔵スピーカーから起動音がならないようです。
ただし「MuteCon」の作者「MacBSさん」によると、これでもたまには起動音がなってしまうことがあるとのこと。Macのシステムが異常終了した時や、電源長押でシャットダウンした時なんかもアプリが起動せずにスピーカーの音量がミュートされていなさそうなので次回起動時には気をつけたいですね。
ほんとに静寂の中での不意打ちのMac起動音はかなりビビるので、なんとかして欲しいところです。もうちょっとこう耳にやさしい起動音に変えてくれませんかねアップルさん。
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