こんばんは、くろさるです。
これまで何度かMacの起動音に関する記事を書かせて頂いてきたんですが、最近再起動時に起動音が鳴ることに気づいたんです。というのも、いつもはMacを使わないときはスリープにしていたのでごくたまーにしか再起動していなかったんですね。
「Psst」というアプリで起動音を消すことができたと安心していたのですが、これってMavericksでは最初のアプリ起動時にはちゃんと起動音をミュートしてくれていますが、Psstでは単に音量を最小(ミュート)にしているだけなので、次回起動時に音量を変更したときPsstが常駐されていない場合、起動音が鳴るということに気づきました。Lion以前ではちゃんとデーモンが効いてミュートできていたのかもしれません。
これでは、単にシステム終了時に音量を手動でミュートにしているのと変わりませんよね。
他に起動音を消す方法は無いのかと色々探したのですが、Mavericksでは効果がなく無情にも起動音を十数回聞くはめになりました(笑)ターミナルを使った方法も多数ネット上にありましたが、自分のやり方が悪いのか効果があっても最初の1回のみで、音量を変更した次回以降起動音は全然消えてくれません。
いくつか起動音をミュートする方法を試しているうちに、どの方法も最初の1回は消えますが、2回目以降は効果がないことが多いことが分かってきました。
ということは、アプリを起動時に自動で読み込ませればいいことになりますね。
そこで、良さそうだったのが「MuteCon」というアプリ。このアプリは日本の方が開発をされているようでOS X Lionまで、動作確認がされているようです。
MuteConで起動音をミュートする設定方法
「MuteCon」はこちらのサイトからダウンロードすることが出来ます。
MuteConを起動すると設定画面が表示されますので、この2つにチェックを入れます。
- 起動後にミュートを解除
- 起動前にミュート
設定後は「Close」してもこのようにメニューバーに常駐するようです。
これで、次回起動時には起動音がミュートされて鳴らなくなった訳ですが、これだと音量を変更すると2回目以降は元通りに「ジャーーーン!」と鳴ってしまいます。
そこで、今回はシステム環境設定から「MuteCon」を「ログイン項目」に追加します。
「システム環境設定」から「ユーザーとグループ」を開く。
現在のユーザーを選択し、「ログイン項目」「+」とクリックする。
アプリケーションフォルダから「MuteCon」を選択し、「追加」をクリックします。
これで、再起動時にも「MuteCon」が自動的に開き前回終了時と同じ音量に戻してくれるようになりました。
自分的にはこの方法が決定版と言えるほど調子がいいです。起動音を消す方法は環境によってうまく行かないことが多いようですが、起動音でお困りの方は、試してみる価値はあると思いますよ。
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コメント
確かに、Mac OS X Mavericks でも、この方法が使えましたが、誠に残念な事に、私は5.1ch光ケーブルを音声出力端子に接続しているので、この光プラグがiMacに差し込まれている状態では、思いきり起動音がなってしまいます。プラグをiMacから抜いていれば思惑の通り何度やっても起動音はMuteされます。でも、プラグをiMac電源切りの時に一々外さなければならず、誠に残念です。
コメントありがとうございます。
確かに、音声出力端子にプラグをさしている時に何故か内蔵スピーカーから起動音がしたことがあります。現状ボリュームをミュートすることでしか起動音をコントロール出来ないようなのでちょっと不便なところがありますね。
iMac 10.9 太ったトンちゃんと同じ意見かも知れないですが、「PSST」[MuteCon」などでやっても、イヤホン指していると起動音は鳴ります。
ただし、イヤホン外して音量下げておき、その後イヤホン指して音量を変え再起動すると先のスピーカー音量の起動音となります。
イヤホン有る、無し、どちらも摘要できる方法はないでしょうか。
なるほど、イヤホンさした状態で、ミュートするとスピーカーには反映されず次回起動時にスピーカーから元のスピーカー音量で起動音がなってしまうということなんですね。スマホの音量と似たような感じですね(着信音量やアプリの音量など複数の音量設定がある)。外部入力を使っている方には有効な方法かもしれないですね。コメントありがとうございました。
MuteConの作者、MacBSです。
拙作をご紹介いただき、ありがとうございます。
イヤホンや光デジタル出力時に起動音が出る件ですが、サウンド設定で対応する範囲ではどうにも出来ないのが実情です。
イヤホンを挿すと内蔵スピーカーがソフト側から全く見えなくなるのが原因です。
これに対処するにはPRAMを直接操作する必要がありますが、これだとOSアップデートなどで動作しなくなったり、最悪、Macの動作そのものに支障をきたす恐れもあり、実施していません。
ただ、OSXでは音源ごとにミュートの状態を保持しますので、内臓スピーカーが見えている状態でミュートにしておいていただけばMuteConとは関係なく、起動音を抑えることができるはずです。
「はず」と書いたのはこれでも鳴ってしまうケースもあるようなので…。
どうも歯切れの悪い内容になってしまって申し訳ありませんが、MuteConはシステムに悪さをしない範囲で動作することを信条にしておりますので、ご理解の程、よろしくお願いいたします。
MacBS様、初めまして「デジさる」管理人のくろさるです。
MuteConは僕の環境ではしっかり動作してくれているようで、大変便利に使わせて頂いています。
イヤホンさした時の起動音の有無についても、ようやく腑に落ちた感じがします。
Macの起動音については苦労されているケースが多いと思いますので、MuteConはその人達にとても役立っていると思います。
今回はわざわざ本ブログまでコメントをお寄せいただきありがとうございました。これからもソフト開発頑張ってください。