Numbersで小数点を四捨五入(切り上げ・切り捨て)する関数について

MacやiPhone、iPadで無料で使えるapple純正の表計算ソフト「Numbers」で少数点を四捨五入(切り上げ(切上げ)、切り捨て(切捨て))をする方法と関数についてご紹介します。

Numbersで四捨五入をしたい時は、ウィンドウズのエクセルと同様「ROUND(ラウンド)関数」を使います。

上の画像の例では「1234.5678」という数値を少数点第1位、と少数点第2位で四捨五入、切り上げ、切り捨てをして表示しています。

 

Numbersで四捨五入をするためには次のような関数を使います。

・四捨五入:ROUND

・切り上げ:ROUNDUP

・切り捨て:ROUNDDOWN

 

 

関数はこのように入力します。

・ROUND(対象の数値、桁数)

・ROUNDUP(対象の数値、桁数)

・ROUNDDOWN(対象の数値、桁数)

 

対象の数値は、セルの場所や、数値を直接入力することが出来ます。

桁数は1の場合小数点第1位、2の場合小数点第2位、マイナス1の場合1の位となります。

 

ROUND関数を設定する方法

それではちょっとわかりにくいので実際にROUND関数を設定していきます。

 

例として、「1234.5678」という数値を小数点第1位で四捨五入して、「B12」のセルに表示してみます。

「B12」のセルを選択して、メニューに有る「挿入」をクリックします。

 

「新規数式」をクリックします。

 

右の検索窓に「round」と入力してエンターを押します。

 

検索結果が表示されるので、「ROUND」をクリックします。セルに数式が表示されましたね。

 

数式の中央にある「単数処理対象の数値」をクリックした後、A1をクリックしてセルを選択します。

 

セルが選択されたら、今度は処理をする桁数を指定します。

 

「桁数」をクリックしてキーボードで「1」と入力します。

 

桁数の部分が「1」になったら数式の右端にある緑色のチェックボタンをクリックします。

 

「1234.5678」が少数点第1位で四捨五入されて「1234.6」になりましたね。