2014年7月14日、総務省は携帯電話会社が他社の通信サービスを受けられないように携帯端末に制限をかける「SIMロック」の解除を義務付けることを決定したそうです。
これが実現すると、通信方式が合えば今持っている携帯端末をどのキャリアでも使えるようになることになります。
例えば僕は今ドコモと契約して「iPhone5s」を使っていますが、端末代金を払い終わった格安で他のキャリア、「au」や「ソフトバンク」に乗り換えることも可能になります。
その他の格安SIMのサービス、例えば「日本通信」「IIJmio」等のMVNOに乗り換える選択肢も十分出てくることになります。今のうちに格安の端末を買っておいてSIMロック解除になったら格安SIMに乗り換えるなんて人も出てきそうですね。
ただ、まだ全ての端末を解除すると決まったわけではなく、具体的な内容はこれからまとめていくということなので注意が必要です。
ドコモ回線のMVNO
MVNOの日本通信のサイト。
IIJmio公式サイト。「あいあいじぇいみお」と読むそうです。
au回線のMVNO
今「au」を使っているなら「au」の回線を使っているMVNOも出てきたので、iPhone以外の端末でもMVNOに乗り換え可能になりましたね。
ただ、携帯電話会社もSIMロック解除を黙ってみているわけはなさそうです。実際、既にSIMフリーのiPad をドコモ回線のMVNOで使うとテザリングが使えなくなるなどの事例が発生しています。
ルータープリンスの「5分で知る最近のモバイル通信&ルータ事情:au初のMVNOが好調/ドコモ版iPad発売とテザリング封じの関係/auのWiMAX 2+スマホは速度制限あり? (1/2) – ITmedia PC USER