こんにちは、くろさるです。
ファームウェアが「 iOS 10.3.3 」の状態の iPhone6s を「 iOS 10.3.2 」にダウングレードしてみました。
通常ファームウェアを更新したiPhoneは更新する前のバージョンに戻せないと思っている人も多いと思います。
しかし、アップルがファームウェアを発表した後の一定期間は、一つ前のバージョンになら戻すことができるんです。
iOS のファームウェアをインストールするためには、アップルから発行されているSHSHという暗号鍵みたいなものが必要なんですが、このSHSHは新しいファームウェアが出た後も前のバージョンのSHSHが期間限定で発行されているんです。
現在最新のファームウェアである「iOS 10.3.3」が公開されたのは2017年7月19日でしたね。
それから2週間程度経過した現在でもSHSHがまだ発行されているので、今日でもまだ「iOS 10.3.2」のダウングレードできるというわけなんです。
さっき試しに「iOS 10.3.3」にアップデートしてみましたが、近々脱獄もできるかもしれないということで、脱獄に必要なバージョン「iOS 10.3.2」にダウングレードすることにしてみました。
まずダウングレードするために、「iOS 10.3.2」 のファームウェアをネットからダウンロードしてくる必要があります。
ファームウェアアップルのサーバーからダウンロードすることが出来ます。
IPSWのダウンロード先はグーグル先生に聞くとすぐにわかりますよ。
iPhone6s用のファームウェアをダウンロードしてきました。
機種ごとにファイルが違うので自分の端末用のファームウェアをダウンロードします。
拡張子が「IPSW」というファームウェアのファイルです。
iPhone6sの場合は「iPhone_4.7_10.3.2_14F89_Restore.ipsw」というファイルでした。
IPSWをダウンロードしたら、iPhoneをパソコンにライトニングケーブルで接続してiTunesを起動します。
iPhoneが認識されたら、このアイコンをクリックします。
次に「概要」のiPhoneを表示している画面でWindowsパソコンの「Shift」キーを押しながら「iPhoneを復元」というボタンをクリックします。
※Macの場合は「alt/Option」キーになります。
するとファイル選択画面になるので、先程ダウンロードしたファームウェアのファイルを選択します。
ファームウェアを選択して、「開く」をクリックします。
ファイルを選択すると、ポップアップが開くので「復元」をクリックします。
するとiTunesの上部に「ソフトウェアを抽出中」と表示されます。
色々ステータスが変わっていきます。
その間、iPhone はこんな状態です。
iTunes でこの表示が出ると復元は終了です。
OKをクリックします。
iTunse の画面は通常の状態になりました。
iPhone が再起動しました。電波はまだ掴んでいないようです。
少し待っていると、電波をキャッチ!
この後は通常通り初期設定をしていきます。
設定完了。
バージョンを確認してみると無事「iOS 10.3.2」にダウングレード出来たことがわかりますね。
iOS 10.3.2 のSHSHはいつまで発行されているのかわかりませんので、ダウングレードしたい場合は、すぐに実行した方がいいですね。
過去には1ヶ月近く発行されていたこともあるようですが、今回は既に2週間以上経っています。いつ発行終了になってもおかしくないですよ~!
追記
2017年8月10日に「iOS 10.3.2」のSHSHの発行は終了してしまいました。