今月18日、Engadgetでニンテンドースイッチのジョイコンが、モバイル機器メーカーの「Gamevice」という会社に特許侵害しているとして、生産と販売の中止、損害賠償を求めて米連邦iPhone 7地方裁判所に提訴したという記事がありました。
この「Gamevice」という会社。あまり聞かない会社ですが、気になるのでちょっと調べてみました。
「Gamevice」はどこの国の会社?
「Gamevice」はアメリカのモバイル機器メーカーで、ゲーム関連の周辺機器を製造販売しているようです。
本社はアメリカのロサンゼルスにあり、アンドロイドタブレットに接続して使う取外可能なゲームコントローラーを販売しています。
どんな商品を販売しているの?
「Gamevice」の公式サイトを見てみると、スマホや、タブレット接続して使うコントローラーが販売されているようでした。
コントローラーの形状は、このようにスマホの両端にコントローラーを接続して使うようになっています。
一番上の商品画像は今回の関連記事で使われているものですが、それだとあまり似ていないのですが、この画像だと、ちょっと似ていますね。
こっちがニンテンドースイッチです。
まあ、似ているっちゃ似ていますが、これで「Gamevice」の商品が売れなくなるとかそういう感じはしませんよね。
というより、「Gamevice」の方が十字キーだったり、ABXYのボタンの配置が任天堂のコントローラーの形状に似ている気がします。
また、ジョイコンは無線で通信しているのに対して、「Gamevice」の方は有線で繋がっています。
対応機種は、スマホのギャラクシーやiPhoneシリーズ、iPad用があるようです。
トップページに掲載されていた商品です。
- Galaxy S8
- Galaxy S7
- iPhone 7
- iPad 9.7
- iPad 10.5
- iPad mini
- iPad 12.9
大体$60から$100程度で購入できるようです。
マインクラフトで遊ぶのに適しているとAppBankで記事になっていました。
ニンテンドースイッチはどうなるの?
ジョイコンは本体にコントローラー2つを接続する構造に対して、「Gamevice」はコントローラーの中にスマホやタブレットをはめ込む感じの商品です。
これで勝訴するのは難しいんじゃないかというのが海外の反応のようです。
任天堂は】新商品を発売するたびに、関連企業から提訴されているようですが、今回の判決はどうなるのでしょうか。気になるところです。