光造形式の3Dプリンター「Anycubic Photon」を購入したので、届いた状態や本体の梱包状態、同梱物についてご紹介します。
Anycubic Photonについて
Anycubic Photonは、光造形式という方式を採用している3Dプリンターです。
一般的に有名な樹脂を溶かして積層する熱溶解方式とは違うUV硬化型アクリル樹脂を使った造形物を作ることができます。
熱溶解方式よりも高精細な印刷ができるのが特徴で、よくある3Dプリンターのギザギザの層がほとんどできません。
これまでは、光造形方式はとても高価で買うことができませんでしたが、Anycubicというメーカーが発売したこの「Photon」という機種はamazonで10万円を切る価格で販売されています。
開封の儀
amazonから届いた状態です。
縦30cm、奥行き30cm、高さ65cmのダンボールに入ってきました。
ダンボールを開けると、説明書やケーブル等の同梱物が入っています。
これがPhotonの同梱物です。
- プラットフォーム
- 樹脂タンク
- USBメモリ4GB
- レジン液250g
- マスク
- 手袋3双
- 漏斗10枚
- マニュアル
- FEPフィルム2枚
- ドアノブ1式
- ツールキット
- スクレイパー
- 電源ケーブル
- 予備ネジ5個
Anycubic Photonの本体です。
この個体は窓が黄色ですが、以前は窓が青色だったようです。
青色の窓では紫外線を通してしまうとかで、黄色に変更されたとか。
光造形方式のPhotonではレジンを使うので窓が紫外線を通すとまずいんですね。
正面下の操作画面です、感圧式のタッチスクリーンです。スマホの静電方式ではなく3DSで使われているような感圧式の液晶です。
本体右側です。
電源スイッチとUSB端子があります。
本体左側です。こっちには何もありませんね。
本体背面です。
通気口と電源プラグの端子があります。
カバーを開いてみたところです。
本体内部に樹脂タンクが設置されています。
ここにレジン液を入れて、下からUVを照射して造形していきます。
スクリューロッドでプラットフォームが上下します。
樹脂タンクはこの様に取り外すことができます。
タンクの底は、FEPフィルムが張ってあります。これは交換可能で、フィルムの状態が悪くなると新しいものと交換します。
樹脂タンクを取り外したところ、黒い部分は2Kの液晶スクリーンです。この液晶画面で紫外線を通すところと通さないところを作り、レジンを任意の形に造形していく様になっています。よく考えられていますね。
ちなみに、カバーの取っ手(ハンドル)は届いたときにはついていません。
このように、ネジで取っ手を取り付けます。
さて次は、Photon本体の調整をします。
レベリング調整しないと、すぐには印刷できないようです。
はやく印刷してみたーい!